水泳の池江璃花子選手が白血病と診断されたと発表し、ショックが広がっていますね。
まだ10代の池江璃花子さんが白血病とは信じたくないですが、本当なのでしょうか。
現在はどのような病状なのでしょうか。
日本水泳連盟の会見内容もまとめていきます。
今回は池江璃花子さんの白血病の病状やこれからについて調べました。
目次
池江璃花子白血病を公表・経緯は?
水泳の池江璃花子さんは2019年2月12日、自身のTwitterで白血病と診断されたことを公表しました。
Twitterによると、池江璃花子さんは、今年1月18日からオーストラリアに合宿中でした。
コーチによると、2週目から異変があり肩で呼吸をするような場面もありました。
4日現地医師によって血液検査、心電図の検査を行いました。
その結果は、1日でも早く帰国し、再検査したほうがよいとのことでした。
本来は2月10日まで合宿予定でしたが、合宿終了まで待たず金曜朝に緊急帰国しました。
そして検査を受けた結果、白血病と診断されたということです。
実はこの1カ月前頃、1月半ばから池江璃花子選手は調子が上がらない、と体の重さを訴えていたとのことです。
これは赤血球がうまく作れなくなっていたためではと言われています。
池江璃花子白血病公表にショックの声
このニュースをうけTwitterではショックの声が広がっています。
競泳の池江瑠花子選手、白血病と診断とのこと。
未来が開けている選手、凄く胸が苦しい。。
とにかくゆっくり休養して、元気な姿で戻られる事を祈ってます。急性骨髄性白血病であれば、3-5割の確率で完治するそうです。https://t.co/R8e8BSwP8k
白血病関連のサーバが重くて思うように調べられない https://t.co/BbIRZL5mCR
— 添田 隆司(Soeda Takashi) (@ococias_soeda) 2019年2月12日
俳優の渡辺謙さんも以前白血病を患っており、池江璃花子選手へメッセージを送っています。
渡辺謙、白血病公表の池江璃花子に「祈っています」自身も同病経験 #ldnews https://t.co/JGR5DLrM8V
— ほこ (@mitaras62921144) 2019年2月12日
また、池江璃花子選手の祖母も、東京五輪を楽しみにしていたことを語るも、
水泳なんていいから、長生きしてほしいという思いを話しています。
池江璃花子選手の祖母は現在80歳です。
これから夢をかなえようとしている孫の悲報に心を痛めているのは痛いほど分かりますね。
日本骨髄バンクにも大きな反響
池江璃花子選手が白血病を公表したことで、日本骨髄バンクにも何かできることはないかと問い合わせが増えています。
日本骨髄バンクによるとまだまだドナーを待っている白血病患者は多く、協力を呼び掛けています。
現在のドナー登録者数は49万3627人(2018年末)。
しかし提供可能上限の年齢である55歳を過ぎて、登録が取り消される数も年間2万人を超えています。
今後少しでも多くの命を救うため、18歳以上の若い世代の人が多く登録してくれるのを願っているとのことです。
池江璃花子東京オリンピック出場は?
池江璃花子選手は言わずもがな東京オリンピックでの金メダル候補として期待されていました。
東京オリンピックへの出場は果たして叶うのでしょうか。
今後の予定としては、今年4月の日本選手権は断念すると発表がありました。
池江璃花子引退時期を宣言していた
現在18歳の池江璃花子選手。
20歳で東京オリンピックを迎える予定でした。
今はまだ病気に関して、自身でも受け止め切れていない状況ですが、池江璃花子選手はこれからの選手生活をどのように考えているのでしょうか。
実は池江璃花子選手は、白血病を発症する前から、引退の時期を決めていました。
池江璃花子選手が引退を決めている年齢は、24歳です。
つまり、2024年にパリで開かれる予定のオリンピックで引退すると決めているのです。
そして東京五輪でもし世界記録が出せなくても次に出せばいいと、祖母にも語っていたそうです。
今後の白血病の進行、治療によって、2020年の東京五輪への出場は分からない状態になってしまいましたが、2024年引退の意志は変わりないのでしょうか。
周りはもちろん、池江璃花子選手の活躍をみたいと願っていることは間違いないですが、
とにかく、池江璃花子選手が後悔しないように道を選択し、その道を私たちも応援したいと思います。
池江璃花子選手の病状・治療は?
現在池江璃花子選手はすでに入院中です。
池江璃花子選手は落ち着いた状態で、病気に関しても気丈に前向きに立ち向かう姿勢を見せているということです。
18歳とは思えない強さを持っている選手だなと感じました。
まだ病名が分かって間もなく、治療方針はこれからというところですが、
急性白血病であった場合、約1週間で体調が悪化するとのことです。
この場合、早くに抗がん剤がスタートし、長期に渡って治療を行っていきます。
数カ月にわたって入退院を繰り返し、治療を行っていくため、これまでのようなトレーニングは不可能ではないかと言われています。
しっかり病気と闘って、元気な姿をまたみられることを祈っています。
白血病は完治の可能性もあるとのことで、希望をもって見守りたいと思います。
池江璃花子選手プロフィール
池江璃花子(いけえりかこ)選手は東京都江戸川区生まれの競泳選手です。
2000年7月4日生まれで、年齢は現在18歳です。
身長は171cm。
高校3年生より、元五輪代表の三木次郎コーチの下で東京五輪を目指しています。