三谷幸喜さんの新作の舞台・『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』の主人公・ホームズに大抜擢され、話題となっている柿澤勇人さん。
もともとは劇団四季の役者さんとして舞台を中心に活動されていた柿澤勇人さんですが、何やらネットでは柿澤勇人さんの家系や大学までの夢がすごい!と言われ注目されています。
また劇団四季の代表作の1つ『ライオンキング』のシンバ役についてなど、今回は今注目度が高くなっている俳優・柿澤勇人さんについて調べていきましょう!
目次
柿澤勇人さんがホームズ役に大抜擢!
三谷幸喜さんが手がける舞台は毎回大きな話題となり、チケットもなかなか取れないとされています、そんな三谷幸喜さんの新作舞台が『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』。
「愛と哀しみのシャーロックホームズ」
にシャーロックホームズ役として出演致します☺︎一生懸命がんばります!!
よろしくお願いします☻
やるよ。 pic.twitter.com/ZcH9zpVyE4
— 柿澤勇人&STAFF (@kakizawa_hayato) 2019年2月5日
2019年の秋に上演されるこの舞台の主人公・ホームズに大抜擢されたのが柿澤勇人さんです、柿澤勇人さんが若きホームズ役に抜擢されたのには一体どんな理由があったのでしょうか?
それは三谷さんが観た柿澤勇人さんの舞台でした。
三谷さんは自分の思い描くシャーロック・ホームズがここにいると思い、柿澤勇人さん以外には考えられないと名言しました。
そんな三谷さんからの推薦に柿澤勇人さんも驚きを隠せなかったようですが、大抜擢されたホームズ役を果敢にそして懸命に挑むと意気込みを語りました。
私達が知っているシャーロック・ホームズがなぜ偉大なる名探偵になったのか、またそんな若き日のホームズを柿澤勇人さんが三谷さんによってどのように演じるのか期待が高まりますね。
柿澤勇人大学を休学?
さて、ここからは舞台を中心に活躍する俳優として活躍されている柿澤勇人さんの気になる学歴見ていきたいと思います。
じつは高校時代はサッカーに熱中し将来はプロのサッカー選手を目指していたそうです。しかし高校1年生の時に観た劇団四季の舞台『ライオンキング』に感銘を受け入団を志すようになります。
そして高校に通いながら『舞台芸術学院』に通ってミュージカルを学び始めます。
高校卒業後も大学へ進学が確認されていますが、じつは柿澤勇人さんは大学入学後すぐに休学届を出しこの学院に通って演劇の勉強をしていたそうです。
ちなみに柿澤勇人さんが進学した大学は現在の首都大学東京に入学されたそうで、大学では表象言語を専攻し、2013年に卒業されていました。
舞台芸術学院に高校に通い、大学へ進学後もすぐに休学届を出して演劇の勉強するということについてご家族はどんな反応をしたのでしょうか?
柿澤勇人家系が凄すぎる
じつは柿澤勇人さんの家系というのがとてもすごかったんです。
祖父は三味線奏者の清元榮三郎さん、曾祖父の清元志寿太夫は浄瑠璃の語り手、双方がなんと人間国宝で芸の厳しさを知る方々だったのです。
そのため、柿澤勇人さんのその行動にご家族は猛反対したのだそうです。
しかし2年間だけ時間をくださいと家族を説得し、2007年に倍率が100倍以上と言われる劇団四季の研究所に入所を決めました。
サッカー選手を目指す少年が、感銘を受けた舞台『ライオンキング』を観劇したことによって、その後家族を説得して見事その夢を叶えてしまうんだから凄いですよね。
では大学を休学してまで自身の夢に向かって突き進み、見事念願の劇団四季への入所を決めた柿澤勇人さんはその後、舞台デビューできたのでしょうか?
柿澤勇人シンバ役は1度きり?
2007年に念願の劇団四季研究所への入所が決まった柿澤勇人さんは、その後も懸命にミュージカルなどの演劇を勉強し、グングンと頭角を現していきます。
そして2008年、自身がこの世界を目指すきっかけとなったミュージカル『ライオンキング』の主人公・シンバ役に抜擢されるのです!
柿澤勇人さんはライオンキングを観劇し、いつか演じてみたいと夢に掲げていたシンバ役を入所してすぐに射止めたのです、これはまさに大抜擢です。
柿澤勇人さんがシンバ役を射止めるきっかけとなった経緯は、こっそりと1人で稽古をしていたとき、演出家の浅利慶太さんがその姿を見つけ声をかけてきたそうです。
柿澤勇人さんがライオンキングの練習をしていると伝えると、その場で歌うよう言われそれに応え歌うと浅利さんから、シンバの動きはできるのかと問われます。
実際はそのシンバの動きを完璧に出来なかった柿澤勇人さんですが、このチャンスは逃してはならないと『動きは入っています』と返答、すると浅利さんから『明日、出演しろ』と言われ見事シンバ役を射止めたのだそうです。
そして翌日に柿澤勇人さんは憧れのライオンキングでシンバ役を演じました。
しかしその演技を見た演出家の浅利さんは『ダメだな』と一言。
残念ながら柿澤勇人さんのライオンキングへのシンバとしての出演はこの1度きりとなってしまいました。
厳しい芸の世界ではありますが、その後もブロードウェイミュージカルに出演したり、舞台という場所で大活躍しています。
どうも。おなじみの、わたしが、
舞台の貴公子と呼ばれてる俳優です。 pic.twitter.com/MzQrrdoRPs— 柿澤勇人&STAFF (@kakizawa_hayato) 2018年6月24日
2009年に劇団四季退団後も芸能事務所に所属しながら演劇の道を極め続け、2019年、三谷幸喜さんの新作舞台『シャーロック・ホームズ』への出演が決まったのです。
「柿澤勇人ホームズ役抜擢!家系や大学までの夢もすごい!シンバは一度きりだった?」まとめ
今回は三谷幸喜さん新作舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』でホームズ役の大抜擢された俳優・柿澤勇人さんについて調べてきました。
サッカー選手を目指す高校生が、観劇した舞台『ライオンキング』に感銘を受け、家族を説得して舞台芸術学院で演劇を勉強、見事劇団四季研究所に入所。
その後すぐに憧れだったライオンキングに出演し主役のシンバ役を演じました。
その後も数々の作品に出演、舞台俳優として大活躍を遂げてきた柿澤勇人さん。
そんな柿澤勇人さんを三谷幸喜さんは自身が思い描くシャーロック・ホームズだと確信し今回の舞台に大抜擢。
2019年の秋に上演される柿澤勇人さん演じるシャーロック・ホームズ、これはもう期待が高まりますね。